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ノアン・逆旅は「朽腐る灯」のメインキャラクターです。


この「ノアン」というキャラが引用した元ネタ、オマージュ作品などをまとめてみました。
「朽腐る灯」のネタバレ、中国本土サーバーで公開された情報などが含まれているので、
苦手な人はバックスペースしましょう。



外国人が中国語と日本語を訳して日本語でまとめた記事になります。
大目に見てくださると助かります。

 





*シュレック(Shrek/史莱克)

 



「ノアン、彼らがあなたをなんと呼んでいるかは知ってる。でもバケモノは醜いとか不幸というだけじゃないわ。その影から一生逃れられなくても、あなたには…昔のファンタジー、シュレックのような主人公になって、幸せを手に入れて欲しい」


上のセリフは、ノアンの母親、ジュリーが亡くなる前にノアンに残した言葉である。
ノアンは幼い頃、アジール号(列車)の平民車両の人たちから「怪物」扱いされていた。
「魔女」であるジューリの息子、ノアンは「怪物」ということ。

ジュリーはノアンが「怪物」という影から逃れられないとしても、「幸せな怪物」である「シュレック」になって欲しいと願った。

 

 

「シュレック」はドリームワークス社で制作された3Dアニメの主人公である。

(原作はウィリアム・スタイグの絵本(童話)「Shrek!」)


シュレックは沼に住んでいる緑色の醜いオーガー(怪物)であるが、正義の味方でもある。
彼はその外見のせいで怖がられたり、偏見の目で見られたりするが、
最終的には人間に認められたり、ハッピーエンドを迎える怪物でもある。
「幸せな怪物」なのだ。

ジューリの言葉通り、ノアンは作中ずっと「怪物」という影から逃れられないと描写されている。

子供の頃は「魔女の息子である化け物」
青年になった時は「シュレック」
構造体になってからは「昇格者に飼われた化け物」

だがジューリの望み通り、ノアンは「怪物」の力を持つが、正義の味方である「シュレック」みたいに最後まで「正しさ」を求めて、指揮官に出会ってからは幸せに向かって進む物語が「朽腐る灯」である。

ノアンが「朽腐る灯」で登場して自分の本当の名を明かす前まで、
彼の名は「シュレック」として知らされていた。

「ノアン」という本名を隠すためであって、母親が「シュレックみたいに幸せになってほしい」と言ったことから、彼の偽名になった。

約3年間、ノアンは自分のことを「シュレック」だと紹介していたが、
レイヴンの指揮官に会ってからは、ようやく「シュレック」という偽名を捨ててちゃんと「ノアン」になれた。






*雪国列車(スノーピアサー/Snow Piercer/Le Transperceneige)

 



ノアンが生まれた列車、「アジール号」のこと。
アジール号は、すでにメインシナリオ10章「永久列車」で描写されたことがある。

アジール号の上層車両には貴族が、下僧車両には平民が住んでいる。

 

 



「地上を永久に走る列車」
「前方車両には富裕層、後方車両には貧困層」



グラフィックノベル「Le Transperceneige(雪国列車)」の登場設定であって、
ノアンが住んでいたアジール号の姿でもある。


特に、ノアンが列車から突き落とされた時期は冬だったため、
「雪原を走る列車」という描写が入っている。


 


 



*パーシー・ビッシュ・シェリー(Percy Bysshe Shelley)/西風に寄せる歌、鎖を解かれたプロメテウス
*メアリー・シェリー(Mary Shelley)/フランケンシュタイン

 

 



ノアンの専用★6意識である「シェリー」は、
イングランドの詩人である「パーシー・ビッシュ・シェリー」と、
フランケンシュタインの作者で有名な「メアリー・シェリー」のオマージュである。

二人は夫婦関係だったので、同じく名字が「シェリー」だった。

 



「パーシー・ビッシュ・シェリー」は詩人であって、海で暴風雨に襲われて溺死した。
意識「シェリー」も詩人であって、海に墜落して溺死した。

「詩人」「溺死」というキーワードを共有している。


それに加えて、パーシー・ビッシュ・シェリーの代表作品「西風に寄せる歌(Ode to the West Wind)」の末句は次の通りである。


If Winter comes, can Spring be far behind?
冬来たりなば春遠からじ


冬が来たら、必然的に春もやってくるというこの句はノアンの生涯と深く関連されていると言える。


①ベラがノアンに残した言葉

「いつか春も来る…あなたが好きな花も咲く…」

 

②ノアンがベラの言葉に対して残そうとしたが、消してしまった言葉

「当然だ。だけどその時、君はどこにいる?この星で乗り越えられない冬はなかった。だが雪と氷が溶け、暖かな春が訪れても、君はいない」


③ノアンの日常会話13のセリフ
「僕は、世界が厳しい冬を乗り越えて、暖かな春を迎える日を楽しみにしている。もし君も同じ気持ちなら、僕と約束しないか?ああ。その未来に君がいてほしい」


④ノアンの必殺技のセリフ
「極寒の中、暖春が咲き誇る!」


ノアンの生涯はずっと「冬」に災難にあって、「春」になったら解消されて希望を見つける生涯であった。
ノアンが大切な人を亡くしたのはいつだって冬の時だった。

苦しい冬を過ごして、春になるとノアンはようやく希望を見つけて前に進んでいた。





ノアンの★6ランク武器、「プロメテウス」はパーシー・ビッシュ・シェリーの作品「鎖を解かれたプロメテウス(Prometheus Unbound)」から引用してつけた名前である。

直接的にゲーム内で説明されている。

「武器の名前は慎重に決めるよう言われたノアンは、武器を手に取る以上、まだ厳しい冬は終わらないという意味を込めて「キオネー」と名付けるつもりだった。しかしグレイレイヴンの指揮官に「雪を溶かせば火と勇気がもたらされる。解放の先駆けともなる。シェリーが残してくれた詩のように。」と言われ、プロメテウスと名付けるよう勧められた。」

 

※キオネー:氷と雪の女神


 



パーシー・ビッシュ・シェリーの婦人である「メアリー・シェリー」はあの有名な「フランケンシュタイン」の作者であって、ノアンはこの「フランケンシュタイン」からもいくつかの設定をオマージュしている。

しかも、「フランケンシュタイン」の原題は「フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス」であるため、「プロメテウス」というキーワードも含まれている。

 



「フランケンシュタイン」に登場する「怪物」はマッド・サイエンティストである「ヴィクター・フランケンシュタイン」によって作られた人造人間である。

正確には、「人間の死体を繋ぎ合わせて電気をかけることによって生き返らせた」怪物である。
当時には、「ガルヴァニズム(Galvanism)」が流行っていた。すでに死んだ生き物に電流を流すことで蘇らせることができると科学的に信じられていた時代だった。

 



「君とシーモン指揮官が計画していたことが僕の起動日をお祝いすることだったとは、全く知らなかったよ。僕の機体は昇格者が他の構造体の残骸を利用して繋ぎ合わせて作ったものであって、正確にいつ改造されたのかは記憶にないから、書類を登録する時、職員から誕生日や記念したい日などを書いてもいいって聞いて僕の本当の誕生日を書いたんだ(略)」

ノアンの起動日(誕生日)である2022年8月8日に本土のユーザー全員に送られた郵便の内容である。
この郵便の内容によると、「ノアンの体は構造体の死体を繋ぎ合わせて作った体」であるという。

 



しかもノアンの機体属性は「電気(雷)」である。

「死体を繋ぎ合わせて作った体」
「電気(雷)」

フランケンシュタインの怪物と共通するところがある。

 

 

 


死体を繋ぎ合わせて作られたこと、電気と関連すること以外にも、
ノアンとフランケンシュタインの「怪物」は別の共通点を持つ。


・フランケンシュタインの怪物は醜い外見のせいで、心は善良であったのに人々から「怪物」扱いされながら迫害を受けた。
・ノアンは自分が持つ昇格者の力のせいで昇格者だと誤解されて「昇格者」扱いされながら迫害を受けた。

 



よって、ノアンを構造体に改造した「惑砂」
怪物を作ったマッド・サイエンティスト「ヴィクター・フランケンシュタイン」に当たる人物でもある。


・ヴィクター・フランケンシュタイン=惑砂
・怪物=ノアン


しかし、「ヴィクター・フランケンシュタイン」と「怪物」の組み合わせと、「惑砂」と「ノアン」の組み合わせの決定的な違いは次の通りである。

・ヴィクター・フランケンシュタインは自分の創造物である怪物を嫌悪して、怪物のせいで周りの人たちを亡くしてしまった。
・怪物は最初は善良であったけど結局人々を殺害したことで本当の意味で「怪物」になってしまった。

・惑砂は自分の創造物であるノアンをとても大事にしていて、自分がノアンの周りの人たちを殺害した。
・ノアンは最後まで自分の正しい心を維持したので、本当の意味での「怪物」にはならずに済んだ。







*魯迅(ろじん)の「野草」、「影的告別(影の告別)」、「求乞者(乞食)」、「过客(旅人)


ノアンの人生を語る「朽腐る灯」は魯迅の詩を引用した物語である。
その中でも「野草」の内容をテーマにしている。

 




ノアンの大切な人たちは皆死んでしまっているが、それが「意味のないこと」だったとは言えない。
死んだ人々がノアンの生きる力になってくれて、腐敗した体は自然に戻って新しい生命になった。

ノアンがしおりにしていた「梨花」はフィールドの体から養分を得て咲いた花である。
人間だったフィールドは死んで腐敗してもう存在しないが、梨花になってノアンのそばに戻ってきたのだ。

 

 

フィールドは魯迅の「野草」の句を引用して「死と腐敗は必ず否定的なものだとは言えない」と語っていた。その言葉を聞いていたから、ノアンは自分の大切な人たちを亡くしてからも「永遠にお別れしたわけではない」と理解して絶望しないで前に進むことができた。




フィールドがノアンに最後に残した誌は魯迅の「影的告別(影の告別)」である。

ノアンとお別れする時こういった詩句を残していったのは
「自分だけが闇に沈むので君は光のある昼にいてほしい」と願ったためだと推測される。

その他、

 

 

魯迅の「求乞者(乞食)」から引用している。

 

 

魯迅の过客(旅人)から引用している。

 







*仮面ライダーシリーズ

 




メインシナリオ13章「終焉の福音」で、「シュレック」として登場していたノアンはずっと「仮面ライダー」について語っていた(日本だと「カード戦士」という名になっている)


ノアンが一番好きな「ヒーローの物語」は「仮面ライダー」である。

他のヒーローと仮面ライダーの違いといえば、
仮面ライダーはヒーローではあるがスーパーマンのように絶対的な英雄ではないということだ。

「仮面ライダー」は表面上は児童向けではあるが、あまりにも現実的で絶望的な描写や演出が多いことで有名である。怪人のデザインは下手するとトラウマレベル。

仮面ライダーはいつも勝利するわけでもなく、取り返しのつかない過ちを犯すこともある。
暴走して罪のない人を殺すことだってあるし、人を救えない時だってある。

だからこそノアンは仮面ライダーのことが好きだったのかもしれない。






上は伝説の始まりである「仮面ライダー1号」の写真。
仮面ライダーの歴史は長く、シリーズも多いが、ノアンがこの1号からオマージュした設定は次の通りである。




仮面ライダー1号に変身する青年、「本郷猛」は、悪の組織「ショッカー」によって拉致され、強制的に身体を改造された人物である。
脳まで改造されて完全に洗脳される前に脱出に成功し、改造によって得られた力で仮面ライダーとして活躍することになった。
悪の組織から受けられた悪の力を持つが、その力を正義のために使っているのである。




本郷猛が仮面ライダーになれた経緯は、ノアンが構造体になれた経緯と似ている。

ノアンは悪の組織と思われる「昇格者」によって改造されて構造体になった。ノアンが持つ構造体としての力は昇格者から与えられた力でもある。
しかしノアンはその力を、人を守って救うために使おうとした。


初代仮面ライダーだけではなく、ノアンは色んな仮面ライダーシリーズから引用した設定を持っている。

この下、「仮面ライダービルド」のネタバレ注意!

 

 



「朽腐る灯」で、ノアンはタルボットと語り合う時、「自分が悪の科学者だった記憶を失った、カード戦士のやつだよね?」と発言していた。

「自分が悪魔の科学者だったことを忘れた仮面ライダー」を意味する。

この仮面ライダーは「仮面ライダービルド」である。中身は「桐生戦兎」という人物で、自分がかつて「悪魔の科学者」である「葛城巧」であったことをすっかり忘れて仮面ライダーになった。

仮面ライダービルドにはもう一人の仮面ライダーがいる。
2号として扱われる「仮面ライダークローズ」だが、中身は「万丈龍我」という人物であって、このキャラの設定からノアンが引用したと思われるのは次の通りである。

 

 

万丈龍我は、普通の人間ではなく、宇宙人から得られた力を持っているイレギュラーであった。
仮面ライダービルドのラストボスであるエボルトの力の一部が万丈龍我に与えられていた。

それでエボルトは万丈龍我に「お前の力は俺の力と同じ力であって世界を滅ぼす力だ」と説明していた。
世界を滅ぼす力で仮面ライダーごっこをしているのはお遊びのようであると。

しかし万丈龍我はそんなエボルトにこう答えた。

「俺は・・・仮面ライダーだ。たとえ人じゃなくても・・・あんたと同じ力を持っていても・・・俺とあんたは違う。あんたがこの世界を壊すっていうのなら、俺はこの力を・・・愛と平和のために使う。それが俺の信じた仮面ライダーだ!」


ノアンが昇格者によって改造されて、「人を殺す昇格者の力」を持ちながらもその力で人を救おうとしたことは、こういった万丈龍我の設定とセリフをオマージュした結果だと思われる。

それに、「悪党から与えられた力を正義のために使う」という設定は初代仮面ライダーとも共通しているところがある。


他にも仮面ライダーから引用した設定やセリフ、スキルなどをまとめてみるとこうなる。


*王牌突风(王牌突風)

 



ノアンの赤シグナルの名前。
日本語だと「エクストラゲイル」という名前になっている。


王牌はトランプの「キング」や、「切り札」を意味する単語
突风「突風」「疾風」などを意味する単語






「仮面ライダーW」のオマージュである。
二人の主人公がそれぞれ「サイクロン」「ジョーカー」のメモリーを持っている。

 


サイクロン=疾風=突风
ジョーカー=切り札=王牌




*彼らの罪を精算しよう


ノアンのセリフの一つ。

 

 


同じく「仮面ライダーW」のオマージュである。
あの名台詞「さあ!お前の罪を数えろ!」から引用。



*これはベストコンビだ!

ノアンのセリフの一つ。

 

 

 


「仮面ライダービルド」のオマージュである。

仮面ライダービルドは、一番似合うボトルを2つ組み合わせることで「ベストマッチ」になる。
メインフォームである「ラビットタンクフォーム」も「ベストマッチ」であって、ベストマッチの組み合わせだと力を最大限に出すことができるという。

ノアンのセリフは「ベストマッチ」をちょっとだけずらして「ベストコンビ」にしている。



*カード戦士の創造伝説

13章「終焉の福音」で、ベラがノアンにプレゼントした本のタイトル。
(中国語だと「卡面骑士的创造传说」、つまり「仮面ライダー創造伝説」である)

 

この本の内容は

「運命の青年がカードのエネルギーによって自在に変身し、仲間とともに宇宙人の侵略から地球を救う」

という。

 



カードのエネルギーによって自在に変身:仮面ライダーディケイド

 



仲間とともに宇宙人の侵略から地球を救う:仮面ライダービルド


「仮面ライダーディケイド」「仮面ライダービルド」を混ぜてオマージュしている。




*升华之钥(昇華の鍵)

 



ノアンのコアパッシブスキルの名前。
日本語だと「サブリメイトキー」という名前になっている。
英語で書くと「Sublimate Key」なのでそのまま意味は「昇華の鍵」になる。

 


「仮面ライダーZERO-ONE」に登場する「プログライズキー」のオマージュである。
ZERO-ONEの仮面ライダーたちはこのキーを使って変身する。




*极限突破派生(極限突破派生)

ノアンのコアパッシブスキルの一つの名前。
日本語だと「オーバーリミット派生」という名前になっている。

 



「仮面ライダーフォーゼ」に登場する必殺技、「リミットブレイク」のオマージュである。




*未来升时(未来昇時)

 



ノアンのSSパッシブスキルの名前。
日本語だと「ライズフォース」という名前になっている。

 



「仮面ライダージオウ」に登場する「仮面ライダーウォズ」のオマージュ。
仮面ライダーウォズは「フューチャーリング(future+featuring)」でフォームチェンジするが、
フォームチェンジの時「フューチャータイム」という音が出る。

この「フューチャータイム」から引用。




*原初的希望(原初的希望)

 



ノアンのSSSパッシブスキルの名前。
日本語だと「プリミヴァルホープ」という名前になっている。
英語で書くと「Primeval Hope」なのでそのまま意味は「原初的希望」になる。

 



「仮面ライダーウィザード」「最後の希望」のオマージュである。

「俺が最後の希望だ!」

絶望に突き落とされた人々にとって、仮面ライダーウィザードこそが最後の希望であることを表す言葉でもあって、名台詞でもある。



*寒夜尽灭(寒夜尽滅)

 

 


ノアンの必殺技の名前。
日本語だと「ゼクターブレイド」という名前になっている。


 



「仮面ライダーカブト」の急停止ポーズのオマージュだと思われる。

 



尚、「ゼクターブレイド」「ゼクター」とは仮面ライダーカブトに登場するロボットの名前でもある。

 

 

*高周波ブレード

 

 

ノアンの★5ランクの専用武器の名前は「高周波ブレード」

彼が読んでいた漫画から取ったようだと説明されている。

 

 

「仮面ライダーアギト」に登場する「仮面ライダーG3」の武器、「デストロイヤー」のオマージュだと思われる。

 

 

 


 




*DMC(Devil May Cry)シリーズ

 

 





剣にレバーがついているというギミックはDMCシリーズの主人公「ネロ」の武器「レッドクイーン」から引用されたと思われる。

声優も同じである。


同じくDMCシリーズの登場人物「バージル」から色々引用しているパニグレなので100%。







おまけ


・フィールドとヘーパイストス

 

 



ノアンはフィールドに「フィールド・イフリート・サウレ・ヘーパイストス」というあだ名をつけようとしていた。
フィールドが「夏が好き」って言っていたので、「太陽」、「火」などを意味する神の名前をつけたかったのであると推測される。


しかも、ヘーパイストスは「片足が不自由」であるのだが、フィールドも片足が不自由なので意図的な名付けだったのかもしれない。

しかしフィールドの要請によって、「サウレ」だけをあだ名にすることにした。

※サウレ:太陽の女神



・ノアンの誕生日

 



ノアンの誕生日は8月8日であって、これは起動日ではなく本当の誕生日である。
起動日じゃなく本当に誕生日を記録したのは、上述したように、ノアンは自分が構造体になった正確な日付がわかっていないためである。


しかし、ノアンの誕生日が8月8日というのはとても残酷な設定とも思われる。
中国で数字「八」が持つ意味のせいである。


数字「八」は、中国で発音した時「儲ける」という意味である「发财」の「发」と発音が似ているので中華圏で好まれる数字である。

よって、8月8日は最も「運の良い日」だと思われていて、この日に合わせて引っ越しをするか結婚式を挙げるなど、一番好まれている。

そんな8月8日「列車の平民車両でずっと貧しい生活を送っていた」ノアンの誕生日というのは、とても皮肉を込めた設定に見えて仕方がない。

偶然なのか、意図的なのか…



 

まとめると、

「ノアン」というキャラは色んな作品(特に仮面ライダー)からオマージュしたキャラであるということです。

これが全部じゃなくて、私がまだ把握していない引用先があるかもしれません。

色んな作品から設定を引用してもう一つの新しい物語とキャラクターを作っているとは、考察すればするほど面白くて楽しいですね。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

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